Food Biz WEB エフビー短信   No.0482

2026/01/09
JFの外食市場動向調査(2025年11月度)

<全体概況>
11月は、前年より土日祝日数の多い曜日まわりとなり、FF業態やレストラン業態の客数を押し上げた。インバウンド需要は中国からの団体客の予約キャンセルが見られたものの、全体としてはおおむね堅調で、引き続き客単価の上昇とFF業態やFR低価格業態の堅調により、売り上げは108.7%となった。

<業態別概況>
■ファストフード業態
• FFSは、全体売り上げ108.8%となった。
• 「洋風」は、期間限定商品やお得なランチのキャンペーンなどによる集客で、売り上げ108.8%。「和風」は、新メニューの好評と値引きキャンペーンによる集客増で、売り上げ114.1%。「麺類」は、気温の低下とともにラーメン業態が好調で、売り上げ105.7%。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、お得な期間限定メニューなどは好評であったが、客数低迷が続き、客単価に支えられて、売り上げ104.2%。「その他」は、「アイスクリーム」が人気キャラクターとのコラボキャンペーンの好評で、売り上げは106.8%となった。

■ファミリーレストラン業態
• FRは、全体売り上げは109.4%となった。
• 「洋風」は、低価格業態の好調とメディア露出よる集客増もあり、売り上げ110.8%。「和風」は、温かい鍋メニューなどが好評で、売り上げ108.6%。「中華」は、値引きクーポンやお得なランチメニューで、売り上げ108.5%となった。「焼き肉」は、土日数が多い曜日まわりから客数が前年を超え、売り上げは106.7%となった。

■パブ・居酒屋業態
• 飲酒業態は、平日の少ない曜日まわりと、一部で中国人訪日客の予約キャンセルが影響したことに加えて、忘年会シーズンを控えて客足があまり伸びなかったこともあり、客数は前年並み、売り上げは103.0%。

■ディナーレストラン業態
• 引き続き平日ランチが好調で、土日数の多い曜日回りのなか週末の集客が増加し、売り上げは109.2%となった。中国からは団体客のキャンセルが見られたものの、個人客は比較的堅調で、他地域からのインバウンドの好調もあり、11月の影響は限定的であった。

■喫茶業態
• 客単価の上昇で、売り上げは109.8%となったものの、客数は前年割れ。万博終了後、人の流れが変わったか近畿圏の一部では客数が大きく減ったところもあった。