◇社内のれん分け導入、ここが間違っている◇
小規模、小投資で開業できることで、社内フランチャイズ(のれん分け)は、外食によく適合する制度である。実際に導入に取り組んでいる企業も少なくないが、軌道に乗っているところはほとんどない。なぜうまくいかないのか。どうすれば軌道に乗るのか。この制度普及に40年間取り組んできたプロ中のプロ、内川昭比古氏が、導入の手順を具体的に指し示します。
(株)日本フランチャイズ総合研究所
内川昭比古代表取締役社長
講師略歴 (株)レストラン西武〔現西洋フード・コンパスグループ〕から(株)日本ダンキンドーナツ1号店銀座店店長~スーパーバイザー~地区長を経て、㈱サンチェーン〔現㈱ローソン〕に転じ経営幹部として要職を歴任。商品部長としておにぎりのパラシュート包装やロックアイスの開発などを実施、店舗運営部では直営店から業務委託(のれん分け)への転換を推進、開発部長としても1,000店舗以上の出店を決済。ローソンとの経営統合時のサンチェーン側合併委員会委員長を務めた。フランチャイズ業界の黎明期からその業歴は39年に及ぶ。
現在、(株)日本フランチャイズ総合研究所 代表取締役社長をつとめるほか、(社)日本フランチャイズチェーン協会(JFA)で、フランチャイズ・ビジネスに関するあらゆる相談を一手に引き受けている。