●東日本大震災は、大きなパラダイムシフト(価値観の転換)を引き起こしたと言われています。そして外食市場にもその変化の影響が明確に現れています。そこでエフビーでは2011年度上期報告として「
震災以後、外食はどう変わったか」と題して、
2011年9月22日(木)にセミナーを開催します。
●今回はゲスト講師に前セブン&アイ・フードシステムズ社長の
塙昭彦氏をお招きします。塙氏は、単身中国に乗り込みイトーヨーカドーをゼロから1000億企業に育てた伝説の人物。帰国後はセブン&アイ・フードシステムズの44億円の赤字を3年間で消すという離れ業を達成。日本と中国の体験を併せ持つ稀有な経営者です。
●ことに中国ビジネスに関しては、まかり通る常識の非常識をあばき、失敗しない進出のセオリーをご提示いただきます。大ナタを振るったデニーズ改革と同時に、「ぐーばーぐ」や「PHO24」などの新しい芽を生んだ外食への取り組みも、目からうろこの新鮮な視点がいっぱいで聞き逃せません。震災後の日本の行く末にも言及、これからの経営指針を示していただきます。合言葉は「人生すべて当たりくじ」。逆境を撥ね返し積み上げた成功体験を1時間30分たっぷり語っていただきます。
塙 昭彦氏略歴:1942年東京都生まれ。1964年青山学院大学卒業後、東南アジアで過ごし、1967年イトーヨーカ堂入社。労働組合を結成、執行委員長、上部団体役員などを歴任、1982年すべての労働組合役職を辞任し、イトーヨーカ堂に復職。オペレーションサポートGM、食品事業部長、衣料事業部長、営業本部長を経て、1996年専務取締役中国室長として北京に着任。1000億のイトーヨーカドーを築き上げ2007年帰任し、セブン&アイ・フードシステムズ社長就任。2011年同社社長を退任し、セブン&アイ・ホールディングス顧問に。現在、オフィスはなわ代表取締役として、経営相談や後進の指導などにあたる。